【講座】シェルを利用してプログラムを起動

何もやってなかったプログラミング講座ですが、予告したようにとりあえず細かいテクニック紹介でもしていこうかと思っています
第一回は、シェルを利用したプログラムの起動です。

シェルを使用したプログラムの起動というのは、例えばURLを渡すと標準のブラウザが起動したり、Docファイルをしていするとワードが起動して開いたりという機能です。

やり方は簡単1行です。
Process.Start("http://willcomnews.com", null);でブラウザ起動

Process.Start("¥miniSD¥テスト.doc", null);でワード起動
つまりは第一引数で、勝手に起動するプログラムを判定して起動してくれます

.netプログラムは起動が遅いので、あまり現実的ではないかと思いますが、この機能を使うと簡単にランチャーを作ることができます

ちなみに、第二引数は、プロセスに渡すアーギュメント(引数)を設定できます
Process.Start("notepad.exe", @"¥miniSD¥test.txt");
みたいな感じで使います
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【W-ZERO3ソフト開発講座】Vol.2 インストール

第二回は、開発環境の作成に関して
必要な項目だけ手短に

最初に前提として、
・ActiveSyncのインストール
普通に、W-ZERO3を使用するならインストールしているかと思いますが、開発用のマシンにも必須になります

・.Net CompactFramework2.0SP1のW-ZERO3へのインストール
 こちらからダウンロードし、ActiveSyncに端末を接続した状態で、PC上でEXEを実行してインストールしてください
の2つをインストールします

次に開発環境の作成として、
・VisualStudio2005のインストールVS2005のインストールは標準インストールでOKです。
わかる方は要らないモノ(J#とかサンプル等)を削ってもらってOKです

・Windows Mobile 5.0 Pocket PC SDKのインストール
こちらからダウンロードしてインストールします
これを入れることで、VS2005でWindowsMobile用ソフトの開発が可能になります

・Windows Mobile 5.0 Emulator Images for Pocket PC - JPNのインストールこちらからダウンロードしてインストールします
端末エミュレーターです。作ったプログラムをとりあえずPC上で動作確認したい場合に使用します。(デバッグをする際にも必須です)

上記、3つをインストールすれば、基本的に環境は完成です

VisualStudioを起動して、
ファイル→新規作成→プロジェクトから、
VisualC#-スマートデバイス-Windows Mobile 5.0 Pocket PC-デバイスアプリケーションが選択できるようになっていることを確認してください(参考画面

次回は、簡単なアプリとデバッグの方法について
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【W-ZERO3ソフト開発講座】Vol.1 はじめに

ここでは、VisualStudio2005(以下、VS2005)のStandardEdition以上+C#を使った開発を前提とします。
また、.Net Compact Framewark2.0(以下、.NetCF2.0)を対象とします(※1)
無料のExpressEditionでも頑張れば開発はできるのですが、非常に面倒臭い&開発しにくい(※2)ため(誰かがEclipse用のプラグインでも作れば状況はちょっと変わるかも知れませんが)、ある程度プログラムが始めての方にもわかっていただくために、StandardEdition以上を対象にさせていただきます。
StandardEditionは、29800円(実売で、送料込26000円くらい)、StandardEditionと同等の学生向けパッケージAcademicEditionが4800円(同じく送料込で4500円くらい)です。
(W-ZERO3[es]の本体価格と同等というのをどう考えるかは、難しいところです)

VBではなくC#を使う理由ですが、
・C#の方が一般的な他言語に近いつくりのため、VBよりも勉強しておいた場合の潰しが利きやすい
・Javaを触ったことがある人にとってわかりやすい(Javaにも知識を移行しやすい)

というあたりです
VBのみで使える便利な文字列操作メソッドもありますが、C#からVBのメソッドを使うこともできますので、必要になったらその方法で回避ということで
(C# vs VBに関しては、各所で喧々囂々ですが、特別VBが嫌いというわけではありません)

というわけで、次回はインストール
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